FGO2部3章クリア感想とか[ネタバレ有り]
!!!こちらの記事にはFGO2部3章のネタバレを含みます!!!
このブログがあったことをすっかり忘れていた・・・
FGO2部3章をクリアしたのだけど、なんか今回は色々感想をアウトプットしたく
ついったでも良かったのだけど、fusetter使いながらなんども投稿するのも手間だしTL汚すなあと思って、こっちに雑に書き下すことにした。
今回は正直不満の方が多い気がする
システム面・難易度
- 要所要所で結構エグい難易度のバトルがあった印象。自分は辛うじて令呪は切らずにクリアできたけど、初見はほぼ撤退せざるを得ないだろというバトルもちらほら。
- バフやスキルで耐えるというより、高火力をいかに短期間で連発してゴリ押すかが勝利のカギになってるパターンが多い、これはイベントの高難易度にも当てはまる。
- ☆5が揃ってないと令呪なしでクリアかなりしんどいのでは・・・?ゲームバランス的によくない兆候。
- 戦闘難易度とシナリオが噛み合っていないのがかなり気になった(後述)
良かった点・グッときたところ
- イントロの話になるけど、1章、2章とカルデアにいたサーヴァントの助力がないまま孤独の戦いを強いられる重苦しさがあったので、哪吒が召喚されたところはかなりジーンときた。
- 叛逆三銃士を始め、要所にパロディ・ギャグが入ってていい意味で肩の力を抜けて良かった。前章までのちょっと重くてシナリオ進めるのが憚れるというのがあまりなかった。
- 何と言ってもスパさんの輝きっぷり。自らの陣営の在り方に疑問を呈し始め、本人・味方ともに不穏な発言も飛び交い、いよいよ鬱展開かと思われた後の大啖呵〜命を賭した一撃。出涸らしもいいところの演出だけども、何度見てもこういう描写はグッとくる。
- ラスボスの始皇帝との「御託はいい、殴り合いで決めようや」からの「仲間になるつもりはないがお互いの利益のために1度だけ手を貸してやる」と共闘ムーブ。こちらもキングオブ王道だけど、これが嫌いな男子なんていません!!
- 全体の文章の読みやすさ、すっと頭に入る構成は流石の一言。今回も例に漏れず文章量が多いけど、集中力を切らさず読める。つまり没頭できる。
微妙だった点・悪い点
書き下してたらめっちゃ多くなった。。だから珍しく書き下そうと思ったのだろうか。
いるだけ参戦・空気のキャラ多すぎ
- イントロで召喚とこれ以上ない美味しい登場をしたのに、哪吒マジ何してた??原典の時代がズレてしまっているせいか、現地敵キャラとの掛け合いや、中国系サーバントならではの知見を披露するシーンも殆どなく、申し訳程度に項羽に最後の一撃を与えるのみ・・・。舞台と同じ国出身というアドバンテージを全く活かせずイントロで出てきたワクワク感はなんだったのか
- モーさんもいるだけ参戦。結構丁寧にシナリオ読んだつもりだったけどこの娘の見せ場あった・・・?
- 陳宮・呂布(赤兎馬)、スパさん特攻→現地民の心が動く→それに反応して無反応だった霊脈に変化が生じて英霊が現れそう・・?→ついに登場!!からのまさかの出オチ・ギャグ要員。呂布の方はすでに実装済のキャラがいるのでこの形はありだけど、まともな献策もなく、なんとなくついて行っただけ感が凄い。この二人によって一気に形勢が変わるようなカタルシスが欲しかった。
- 敵キャラも同様。特にクリプターに仕えてたセイバーはどういう経緯で召喚され、今までの付き合いが掘り下げられず、お馴染みの主人公との押し問答も無く退場、が、最後に真祖覚醒の切り札になって散ったので見せ場はあった。悲惨なのはランサーの方、話の分かる橋渡し役のような登場をしたが急に態度を一変して敵対するも、もう勝ち目はないのになぜ戦うんだと諭されてしまう始末・・・。何かあるわけでも無くあっさり負けて退場。そして二人ともバトルで弱すぎ。
終盤あっさり形勢逆転しすぎ
- 文字通り異聞帯全土を手中に収め、必殺レベルの攻撃をいつでも行える始皇帝、まともに戦えばこちらが消し飛ぶとまで警戒され一時撤退を余儀なくされた項羽、文字通り歯が立たず、ただ圧倒的な力の前に全滅一歩手前まで追い込まれた真祖・虞美人。序盤はこれでもかというほど力の差を見せつけられ、バトルでも耐久でなんとかクリアも多く、どう突き崩せばいいのか呆然としてしまう絶望感がった。
- しかし、進めていけば、ああもうだめだ全滅する!→待てい、今それを優先することではない→ああまたダメだもう全滅する→待てい、今はその時ではない→なんとか見逃してもらったわ、仕方ないから敵の拠点に凸するで→ボスA「グェー!死んだンゴ」→マシュ「もう勝ち目はないはずです、わかっているのになぜ!?」→ボスB「グェー!死んだンゴ」→項羽「ここまでくるとはな・・・来い、今度こそ消しとばしてやる」→項羽「グェー!やられたンゴ・・」
- いやいや?!前半のあの苦戦っぷりなんだったの・・・?戦いにすらならなかったのになんで策の一つもなく正面突破で勝ててしまう??1章2章は、味方になってくれる勢力との共闘、敵の敵は味方理論で大物が協力とかあったから勝利を収められたけど、今回は正面突破したらみんな呆気なくやられて終わりって・・・。始皇帝はどちらが生き残るのに相応しいか見極めたい思惑があったから分かるが、項羽と虞美人なんでそんな弱体化してんの?
- シナリオのせいで戦闘的にはかなりの激闘の末辛勝したのにあっさり勝ってしまって全くもって強敵感が無いし、勝てた理由付けも弱く、ゲームのご都合主義的に勝ってしまった感がとてもある・・・。
- ひょっとすると、攻勢に転じる間の所にもっと紆余曲折を経て、勝てる見込みが立つようなシナリオがあったのかも知れない。それを入れるとシャレにならない長さになるので削ったと思えばまあ辻褄が合う。敵雑魚を散らしながら都に進むだけで敵陣営がお通夜モードに入ってるし。
まだまだ細かくか行きたいことはあるのだが、既に2000文字超えてきたのでこの辺で・・・。
とにかく、「登場人物の掘り下げが浅い」「窮地から逆転までのプロセスが雑」というのがとても気になったというか残念だった。あまり話に絡めすぎるとしっちゃかめっちゃかになるのは分かるけども、整理して見直すと登場させる必要あった?って疑問に思ってしまうキャラが多かったな。
ここまで書いて思ったが、もしかして敵陣営の英霊たちって冷凍睡眠で長生きしているだけで人間の域を超えてない?
そうだとすると味方陣営が都に侵入した途端どいつもこいつもあっさり撃退できたのは納得できる。
でもやっぱ項羽については説明がつかないし、始皇帝も舐めプが過ぎて負けてしまったのではあまりに格好がつかないしな・・・あんなにあっさり勝ってしまったのではスパさんなんで散ったのかわからんやん・・・。
とはいえやっぱりメインストーリーは基本無料とは思えないクオリティの高さだった。次回は春先とかになってしまうのだろうけど、4章が楽しみである。